家を建てたい!となった時、
どこに建てるか?は非常に重要ですね。
土地がなくては当然、家を建てることはできません。
現在の家を建て替える、土地は親御さんから譲ってもらえるなどの場合は、土地を探す必要はありませんが
新たに土地を探して購入するとなると、それだけでも大変ですし、
資金的にも大きな負担となります。
ここでは、より良い土地を手に入れるためのポイント、そして土地を手に入れる上で絶対に知っておかなくてはならないポイントを押さえておきましょう。
まず、土地を探していく上で非常に重要なことがあります。
それは、「建物を建てられる土地であるかどうか?」というです。
不動産屋さんなどで取り扱っている土地の全てが、
「建物を建てられる土地」というわけではありません。
それは、どういうことでしょうか。
日本の国土は「都市計画法」という法律で
土地の使い方が決められています。
大きく分けて
「都市計画区域」とそれ以外に分けられています。
あなたが今、住んでいらっしゃる地域も、必ず
都市計画区域、もしくはそれ以外の区域に分類されています。
さらに「都市計画区域」が
「市街化区域」と「市街化調整区域」に分けられています。
市街化区域は建物が建てられる地域です。
そして基本的に、建物が建てられない地域が「市街化調整区域」です。
つまり、気をつけなくてはならないのが、
「土地を購入、または契約したけれども、家を建てられる土地ではなかった!」ということです。
例えば、自然の中の一軒家を夢見て、
町はずれの山の中の土地を購入したとしましょう。
もし、そこが「市街化調整区域」だったら、
家を建てることはできません。
お金をかけて整地したとしても
家(建物)を建てられないとなると・・・
資材置き場くらいにしかなりませんね。
このように
「市街化調整区域」というのは、基本的に家を建てることはできないのです。
「市街化調整区域」である⇒「家を建てることはできない」ということを隠して、またはそれに触れないようにして
土地を販売してしまうという業者もいます。
信頼できる土地販売者であれば、きちんと説明してくれるはずです。
きちんとした、信頼できる不動産業者を選ぶようにしましょう。