新たに土地を購入するとなれば、スーパーや、学校、病院、駅が近いかなどの生活環境の利便性に加え、災害に遭いにくい土地であることも土地選びの重要な条件ではないでしょうか。
住んだことのある地域でも、普段は想像もできないような災害が予測されていたりします。
ましてや、住んだことのない知らない土地を手に入れるとすれば、過去の災害なども分からないし、どんな災害が起こる危険性があるかということは全く想像もつかないことでしょう。
地域による災害予測を知るうえで非常に役に立つものがあります。
それは、ハザードマップです。
ハザードマップというのは、洪水や津波、高潮や土砂など自然災害による被害を予測し、その被害範囲を地図で表したものです。
<例>千葉県の利根川流域、洪水ハザードマップ
このように、
予測される災害の発生地点、被害の拡大範囲および被害程度が色分けされ、
さらには避難経路、避難場所、防災倉庫の位置などの情報が地図上で分かります。
家を建てる土地選びの際も、これを利用すると大変便利です。
ハザードマップは、各自治体でもHPなどで公表しているところがほとんどですし、自治体の防災担当課でもご覧になれます。
また、下のサイトからは、日本全国のハザードマップを見ることができます。
住所や郵便番号で簡単に検索できるので、試してみてください。
今現在、ご自分が住んでいる土地の災害予測を知り、どこに、どのように避難したら良いかと把握しておくことも非常に重要なことです。
ぜひご覧になって、常に災害への心構えをしておいてただけるといいですね。