家づくりにかかる費用というのは、普段の買い物とは桁違いに大きいものです。
予算の多い、少ないにかかわらず、家を建てる時にお金に頭を悩ませない人はいないと思います。
では、家づくりには、一体どれだけのお金がかかるのでしょうか。
家をつくる全体の総費用は、本体工事費、別途工事費、諸費用に分けられます。
割合は、
本体工事費…75~80%、
別途工事費…15~20%、
諸費用…5~10%
となります。
例えば、家自体の総工費が3000万円だとしたら、
本体工事費が2400万円、別途工事費が450万円、諸経費が150万円ほどとなります。
逆に言えば、本体工事費が2400万円の場合、その25%位を、その他費用としてみておかなくてはいけないということになりますね。
本体工事費とは一体何なのか?といいますと、
仮設、基礎、木工事、屋根、外装、左官、電気、給排水など、家そのものを作り上げるのに必要な費用です。
その他にも、建て替えの場合などで敷地内に古い建物が残っているような場合、解体・撤去費100~200万円ほどが必要です。
諸費用は、確認申請手数料、地鎮祭や上棟式などの費用、大工さんへのお茶代、引越し代などなど。
その他、建築家に設計を依頼した場合の設計費、火災保険や地震保険料、
固定資産税などは別途必要です。
また、新しい家に合わせて、家具や電化製品なども購入したくなる場合がほとんどだと思います。
こちらも100万くらいかかってしまう場合もよくあります。
というわけで、家づくりには本当に多くのお金が必要になってきますので、予算の全てを工事にかけることはできないということを理解しておきましょう。
また、住宅ローンに組み込めるものと、そうでないものがありますので、注意が必要です。