中古の物件でも、構造がしっかりしていれば、リフォームすることで使い勝手が良く、デザインもお好みに変えることができます。
上の図は、築20年以上の中古マンションです。
広さは申し分ないのですが、細かく分かれた部屋が使いづらく、真ん中の部屋は日が当らないので暗くて陰気な雰囲気になってしまっています。
古い物件で、このように面積はある割に値段が安い、ただし間取りが使いにくい、というようなものは、リフォーム次第で大変使いやすく、きれいに変身させることができます。
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一戸建てでも、このような、和室が続いているいわゆる「田の字型」は、よくあるプランだと思います。
【リフォームプラン】
今回、このプランを変更するポイントは、
・3つつながっていた和室を、開放的な1つの空間に。広いリビングとして使用。
・奥まったところにあったキッチンは、対面式に。家族とコミュニケーションを取りながら楽しく料理ができるよう配慮。
・キッチンがあった部分は、パントリーを兼ねた便利な家事室として利用。
・南側にあった洋室と、キッチン部分をつなげれば、約16畳の広い部屋に。
この場合も気をつけるのは、
・建物自体の構造がしっかりしているか。
・耐震壁はどこにあるか。
・床の工事をしても良いか。
などです。
※配管経路を変える場合などは、床をはがす必要がありますが、マンションの規約によっては騒音防止などの観点から、床の工事ができない場合があります。
リフォームプラン パース
耐震壁は残し、ふすまで仕切られていた部分はつなげて開放的な1つの空間に。
ダイニング部分と、南側の洋室をつなげれば、約16畳の広い空間に。
年月が経ち、家族構成やライフスタイルに合わなくなってきた住まいも、手を加えてあげることで、住みやすく快適な空間へと変化させることができます。
マイホーム取得時の選択として、新築ばかりでなく中古物件を狙って、リフォームで好きなインテリアに変化させるというのも賢い方法ではないでしょうか。
ある程度築年数の経った中古住宅、マンションなどは、立地が良く広さがあっても、大変お値打ちに購入できることが多いです。
そんな物件を手に入れて、リフォームで思い通りの空間にするのも面白いですね。
リフォーム費用を含めても、トータルの費用が安く済むという点で、中古物件は魅力的だと思います。
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