家づくりの後悔 防犯編

昨年家を建てられたばかりの、Sさん(40代女性:4人家族)からも、後悔している点を教えていただきました。

「去年一戸建てを新築しました。素人なので、いろいろ決めることが多く本当に大変でした。

壁のデザインから、巾木という床と壁紙の継ぎ目の色をどうするかまで決めることは数多くあります。 中でも大変だったのは、窓の位置と形状、大きさなどを決めるものでした。

だいたいは、モデルにさせていただいた建売を目安にして窓の大きさなどを決めましたが、ここで一つ失敗したなと感じたものがあります。

それは、家の裏側の一階の窓の大きさです。 横すべり窓にしたのですが、何も考えず一階もわりと大きめのものにしてしまいました。

しかも、防犯ガラスなどにしなかったので、この点防犯上少し失敗しましたね。 大人が無理すれば入れるくらいの大きさなので、割られて開けられたら入れないこともないです。」

ということです。


窓の大きさは、図面上ではなかなかイメージしづらく、数も多いためになんとなく大きさを決めてしまいがちですね。

ですが、Sさんのおっしゃるとおり、1階の窓の大きさには気を付けないといけません。 最近は、見た目がすっきりしてお洒落な「横すべり窓」を採用されるお宅も多いと思いますが、 窓が少しでも開いている状況ですと、窓枠を取り付けているネジを外から回し外して、窓枠ごと取り外すことも出来てしまいます。 window←Lixilホームページより

やはり、ガラスを割られたとしても侵入することができないよう、開口部自体を小さくしておくことが大切です。

頭が中に入れられない大きさ(間口20cm程度)なら、大丈夫ですね。 また、1階の窓は防犯ガラスにしておいたほうが安心です。 予算上の理由などで防犯ガラスにされなかった場合は、防犯フィルムを貼るだけでも違いますよ。



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