良い間取りのポイントとは?

良い間取りのポイントは、何点かあります。

①コンパクトな動線計画
動線というのは、家の中、部屋の中での人の動きです。
動線の無駄をなくすことは、日常においても無駄な動きをなくし、家事などの時間短縮につながりますし、
家のスペース配分という意味でも無駄をなくすことにつながります。
②廊下や、通路になる部分は、なるべく少なく。
上記の動線計画と深く関係するのですが、
通路の部分が長いと、面積を取られて居室部分が狭くなりますし、
日常の動作にも余分な労力が必要となります。
「夫婦の寝室を通らないと子供部屋に行けない!」なんていうことは困りますが、極力、通路や廊下はカットして、それぞれの部屋にアクセスできるようにできると良いです。
③回れる動線は便利
回遊性のある間取りは、移動距離が短く、無駄なスペースをカットできるのでおすすめです。
例えば、家の中をぐるりとひと筆書きで移動が出来るプランは
家事効率も良いですし、家族みんなの動線がぶつかりにくく快適です。
また、もしもの時の避難という考え方からいっても安心です。
掃除機をかける場合なども、ぐるりと一周すれば終わるので、大変楽です。
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例えば、上のプランは、
リビング⇒ダイニング⇒キッチン⇒洗面・浴室⇒トイレ⇒またリビング という回れる動線に加え、
玄関からも土間収納を通り抜けて廊下に出られますし、
リビング横の洋室も、玄関から直接入り、リビング方向へ行けるので
どの部分もぐるぐる回れるプランになっています
通路部分の面積は少なく、動線の重なりが少ないので、
家自体の面積は大きくありませんが快適に生活できると思います。
④可変性のある間取り
家を建てる時だけの状況に合わせて、あまりきっちり部屋を細かく分けておくと、将来、家族のライフスタイルに変化があった時に対応できなかったりして住みづらくなってしまいます。
また動線も複雑になりがちですし、使わない部屋が出てきたりして無駄が多くなります。
家族の変化に柔軟に対応できるような間取りのほうが、長期にわたって住みやすい家となるでしょう。
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