傾斜地や、軟弱な地盤の注意点

がけ地などの傾斜地は、平坦な土地よりも値段が安いことが多く

TV番組などを見ていると、がけ地の傾斜を利用して

素晴らしく眺望が良い家が完成したりして魅力的に感じることがあります。
また実際に、面白い建物が建てられる場合も多いものです。
ただ、注意しなくてはならないのが、がけ地の中には
自治体によって急傾斜地崩壊危険区域に指定されている場所もあり
住宅を建てられない場合があります。
また、がけ地に建物を建てる場合、
・擁壁(ようへき)を作って、平坦な地盤面をつくる。
・擁壁自体を、土留めと、建物の壁と兼ねて作る。
・建物が傾斜で転倒したりしないよう、支持地盤まで杭を打つ
などの方法がありますが、
これらの工事は何百万円も余分に費用がかかったりするので
結局、平坦な更地(さらち)を購入したほうが安かった、ということもあります。
また、がけ地に地下水が走っていたりすると工事は非常に大変なものになります。
傾斜地を購入される際は、それくらいの覚悟をして、費用も余分にみておかないといけません。
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また、田んぼを埋め立てて宅地にするような場合、
地盤が軟弱なために「地盤改良」といって、
もともとの土にセメント系の混和剤を混ぜて硬化させたり、
支持地盤まで杭を打つ必要がある場合もあります。
この場合もやはり、数十万円~数百万円の費用が余分にかかる場合があります。
長年、宅地として使われてきた土地であれば
地盤改良にびっくりするほどの費用がかかるということは少ないもの。
ですので、
その土地が以前、どんな用途で使われてきたかというのも
知っておくことがとても大切です。
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